やまめの里養魚場
加工品の製造
やまめの加工品は、体長16cm、魚体重50gサイズのものを基準とします。この大きさは、甘露煮などに加工しても頭から骨ごと食べられます。
炭火焼
16cmサイズのやまめを餌止め、選別蓄養し、取り上げて氷を打ち、腹を割いて内臓をだします。次に串を打って冷蔵庫に一晩寝かせます。翌日、特製の炉に吊り下げて炭火でこんがりと焼き上げます。
炊き上げ
焼きあげたやまめは、串を抜き、甘露煮や昆布巻き、山椒を効かせた山椒煮、生姜を効かせたしぐれ煮などそれぞれに調味料を加え、煮汁をかけながら長時間コトコトと気長に炊き上げます。
煮物製品
炊き上げた魚は、袋に詰めて真空パック、ボイル殺菌を行います。冷まして検品後、それぞれの商品ごとにラベルを貼ります。炊きたての味をそのままに皆さんのお手元にお届します。
塩乾物
煮物だけではなくて、塩水に浸漬した後、風乾して一夜干しを製造したり、大型やまめは、三枚におろして低い温度でヤマザクラの燻煙を掛けてスモークサーモン風の冷燻を製造します。また、10月の産卵期には搾出したやまめ卵を加工した「やまめのイクラ」など、多種多様な製品も受注生産しています。