フィッシングパーク
自然体験 ヤマメの釣り堀
釣り堀
波帰川の水をふんだんに引き入れた釣り堀は、コンクリートを使わない自然地形の川そのままの池です。餌釣りの他ヤマメのつかみ取り池や金突きのできるところもあります
入漁料は、つり竿、餌、一式でお1人様1,350円です。釣上げた魚は500gまで無料でお持ち帰り頂けます。500gを超える分は、100g当り250円でお買い上げ頂きます。一度釣りあげた魚は、池に戻すことはできません。すべてお買い上げいただきます。
釣り上げたヤマメは、近くの「えのはの家」で、1尾50円で塩焼きをしております。ご自分で塩焼きされる場合には、塩焼きセット(木炭2kg、着火剤、竹串5本、塩)一式500円で販売しております。
釣り方
釣り堀の餌は、配合飼料の練り餌です。練り餌を小指の先位の大きさにちぎり取って親指と人差し指の先でぐるぐると丸めて1.5センチ位に伸ばし、釣針に沿って当てて、この餌の中に釣り針を押し込みます。できるだけ針が餌の中から見えないようにうまく包み込んでしまいます。これで準備OKです。次に竿を振りながら反動をつけて釣り針を池の中ほどにポーンと投げ込みます。
この時、ヤマメは、「おやっ、餌かな?」と水面に落ちた釣り針に関心を持ちます。さっと落ちた釣り針の方へ動く魚がいたら間違いなく餌を食べようとして行動を起こしていますので、一呼吸おいたらすかさずさっと竿を立ててみてください。この時、ぐぐっと竿に反応が来たら釣れています。
野性の目覚め
長く水中に釣り針を垂らしたままで、魚が呑みこんでしまってから引き上げるのは釣りの邪道です。餌を呑みこんでから釣り針をはずそうとすると、なかなか針は外れません。魚も苦しみます。針が口の端にかかった状態で釣りあげると針をはずすのも楽に取れ、魚も苦しみません。
魚を獲るという行動は、人間が生きてうえになくてはならない本能的な行為です。長い歴史の中で培われた本能ですので、魚が採れた時の喜びが全身によみがえります。釣りもそうですが、水中で魚をつかみ上げた時の感動は、全身が打ちふるって感動します。また、金突きで魚を串刺しにした時も感動が全身を走り抜けます。人間の野性的な感動を呼び覚ますのではないかと思います。
自然体験
夏休みには「霧立越の山学校」と題して、自然と触れ合う機会の少ない子供たちに、ヤマメ漁などを行って食糧としたり、霧立山地のブナの森において自然界の植物や昆虫とふれあう感動の旅をご案内しています。テーマは「祖父母(じーじ・ばーば)と孫の感動体験」です。魚をもりで突いたり、深い森や沢を歩いた経験は、ご両親より、むしろ祖父母の皆さんではないでしょうか。自然体験ベテランの祖父母の皆さんとお孫さんのペアーによる自然体験は、祖父母とのきずなの確認であり、祖父母の体験の復権であり、お子様(孫)のたくましさへの第一歩となることでしょう。この夏には、ぜひ体験してみてください。