五ケ瀬ハイランドスキー場
平成25・26年度のスキーは平成26年3月9日終了しました。
多くの皆様方のご来場まことにありがとうございました。
来季のシーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。
五ケ瀬ハイランドスキー場は、宮崎県五ケ瀬町鞍岡の向坂山(１６８４m)の北斜面にあります。
農林水産省のふるさとづくり特別対策事業により平成2年12月にオープンした五ヶ瀬町営スキー場です。
スキー場周辺はブナの巨木が茂る天然林で例年12月から翌年3月まで根雪に覆われます。
国内では最も南に位置するスキー場ですが標高が高い為に雪質と眺望に恵まれ
九州唯一のアルペンコースとしてスキーやスノボーファンで賑わっています。
スキー場は、国道２６５号線の五ヶ瀬町鞍岡本屋敷から右折して町道を6km上ると標高1300mのカシバル峠に着きます。左はパーキングセンターと称しているところでスキー場のゲートになります。国道から高低差600mの急坂路を上るため雪道ではなかなか運転が困難です。路面がアイスバーンの時は国道近くの駐車場からシャトルバスが無料送迎しています。
カシバル峠より登降リフトに乗って上ります。標高1600mのスキー場までリフト延長は900mで、約１３分かかりますので寒さ対策が必要です。このためレンタルショップでは、ウェアだけはパーキングセンターに置いています。
山頂駅（1610メートル）からの眺望。正面に阿蘇、九重、祖母山と九州を代表する山々が見渡せます。斜面を滑降すると右に斜度30度のダイナミックコース、左はパラダイスコース1000mに接続しています。
スキーセンターは、１階がレストランとプロショップ、地下１階がスキー・スノボーの板のレンタルショップ、お手洗い、救護室、スキースクール事務所などとなっています。レストランは２５０席で肉うどん、そば、ビーフカレー、牛丼などが準備されています。２階には、託児所があり２歳から４歳までのお子様を無料でお世話しています。
日本最南端に位置しているとはいえ標高の高さから雪室がよく、変化に富んだ斜度と距離のためアルペン競技には最適のコースです。九州唯一の九州４県大会や宮崎県民大会、熊本県民大会などが行われます。
パラダイスコースの下、通称「地獄谷」と呼ばれるコースと、30度の斜面をもつダイナミックコースはこの左側で合流します。この斜面ではアルペン競技のほかにもバッジテストや指導者講習会など、九州のスキー人口の拡大とレベルアップにも大きく貢献しています。
